自動車の「キズ」や「ヘコミ」は当然、マイナス査定となります。したがって、見た目にも分かるようなキズやヘコミは、直してから査定に出した方が良いです。
ただ、「何でも直せば良い」というわけではありません。
1.見た目にもすぐに分かるキズやヘコミは直す
見た目にもすぐに分かるキズやヘコミは大きなマイナス査定となるため、直してから査定に出すようにしておきましょう。
2.修理費と査定アップの費用対効果を考える
たとえば、キズやヘコミの修理に10万円もかかるとしましょう。これでは査定アップになったとしても、その費用対効果はあやしいことになります。仮に査定額が5万円しかアップしないなら、修理額と差し引き「5万円」が損になってしまいます。一方、修理に1万円程度しか掛からないのであれば、むしろ修理してから査定アップを狙った方が賢いと言えます。
3.小さなキズであれば、あえて洗車せずに査定に出す
「ごく小さなキズ」であれば、あえて洗車をせずに査定に出す方法があります。「洗車していない」は直接的なマイナス査定にはならないのですが、査定担当者の印象は悪くなってしまいます。
しかし、洗車してから2~3週間程度たつと、ボディの表面に薄いホコリやチリの「膜」が出来ることになります。この膜が、ごく小さなキズを隠してくれる効果があるのです。少し「セコイ方法」という感じもしますが、査定アップにつながるなら「実践する価値あり」と言えます。
これらのポイントを踏まえた上で、傷や凹みを直すことを検討してみてはいかがでしょうか?
現在、車の買い取り価格は、車のオークション相場を基準にして決められています。
ですから、買取価格を知りたければオークションに参加して価格をチェックすればよいのですが、実はこのオークションは買取業者しか参加できないようになっているんです。そのため、買取価格を知るには買取業者に査定をしてもらう必要があります。
その際に覚えておいて頂きたいのが、複数の業者に査定をしてもらうということです。
1社だけの査定で判断してしまうと、相場がわからないため、安く買い取られてしまう可能性があります。
また、ちょうど業者がほしがっている車だった場合、買取額が上がるということもありますので、面倒でも複数の業者に査定依頼をして比較するのが高額査定を引き出すコツになります。
今は、インターネットの一括査定サービスがたくさんありますから、簡単に数社に査定依頼をすることができるようになりました。実際、私も一括査定サービスを利用してディーラーの買取価格よりも、 ○○円も高い金額で買い取ってもらいました。
一括査定サイトを利用すれば、業者間で価格を競わせ買取り額を上げることも可能ですので、少しでも高く売りたいと思われている方は、一括査定を利用することをオススメします。 当サイトでは、私の体験談なども公開していますので興味がある方はご覧になってみてください。
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