車売るNAVI

もうひと粘りの交渉

車を売る場合、マックスまで高額査定を勝ち取りたいのは当然だと思います。高額査定をゲットする方法は色々ありますが、「もうひと粘りの交渉」も重要なポイントと言えます。

車を買い取る業者からすれば、「出来るだけ安い価格で引き取りたい」と思うのは自然な感情です。というのも、業者側は安く仕入れた方が再販する際の利幅が大きいため、仕方がないです。業者は買取と査定のプロなので、何かと「ここはマイナス査定ですね」などと文句をつけて、安く買い取ろうとします。

つまり、「相場よりも安い金額を提示する場合が多い」ということとなります。

ただ、単純に「もう少し！」と言うだけでは意味がありません。業者が「無理」と言えばそれまでです。

粘るためには、こちらにも「交渉カード」を用意しておく必要があります。そのポイントは2つあります。「相場を理解すること」と「大型連休前を狙うこと」です。

まず、「相場の理解」ですが、「業者が相場よりも安い金額を提示している」と見抜くことが大切です。「相場より安いんですね。他の業者に買い取ってもらおう」というカード、これが業者にとっては「天敵」とも言える一言となります。そこで、業者に査定してもらう前には、必ず複数の業者で「オンライン見積もり」を行っておきましょう。

そして、数ある見積もりの中で、「最高額」を相場と決めておきましょう。平均価格では駄目です。こちらも強気に行く必要があるので、あくまでも「最高額を相場」として下さい。そしてその金額を参考に、「この業者は○○万円の査定でした」というの交渉カードを切っておきましょう。

次に、「もうひと粘り」が最大限に威力を発揮する時期を考えてみます。ポイントは「大型連休前」です。大型連休になると、車の販売店に足を運び、新しい車を購入される方が多いため、業者にとって、「大型連休前に出来るだけ多くの車を仕入れておきたい」という時期となります。。

業者側は、出来るだけ多くの車を買い取りたいため、少々高めの査定を出しても「まぁ良いか」という状況を作りやすくなります。こちらにとっては非常に有利な状況となります。

まずはオンライン見積もりで「最高額」を相場と仮定し、その交渉カードを持って大型連休前に査定に出す方法が、「ひと粘り」の最大限に威力を発揮すると言えます。