車を買取業者に売却する場合、引き渡し日に必要な書類を完璧に揃えておくことが重要です。書類に不備があると売却不可となる可能性もあり、最悪のケース、引き渡し日の大幅な遅れにより「再査定」となります。日が経つほどに車の価値は下落し、再度の高額査定を期待することは難しくなります。
そこで、売却時に必要な書類を一覧でまとめました。準備に時間がかかるものもあるので、早めに行動しましょう。
車の購入時に入手しているはずです。これが無いと、公道を運転することも出来ないので、ダッシュボードに入っていると思います。もし紛失している場合は、運輸局で再交付しておきます。多少に時間がかかるため、紛失している場合は事前に再交付しておきましょう。
実印は、車の名義変更などで必要となります。また、売却希望者の中には「印鑑登録証明書」の準備を忘れる方が多いようです。
印鑑登録証明書は、売却時に2通必要となります。また、発行してか1ヶ月だけが有効期間となるため、売却契約を交わしたらすぐに発行するようにしましょう。
ちなみに、証明書を取得するには、まずは「印鑑登録」をしなければいけません。すでに登録していれば問題ありませんが、登録していないようなら早めに登録しましょう。ちなみに、印鑑登録も証明書の発行も、市役所で行うことが出来ます。
こちらも必須の書類です。必ず保管しておき、車の引き渡し日に提示しておきましょう。
こちらは手書きのものやメモで大丈夫です。売却金額の振込先になるので、「金融機関名」「支店名(支店番号)」「口座番号」「口座種類」「名義人」の情報をまとめておきましょう。
以上が必須の書類となります。
その他、「リサイクル券」が必要になる場合があります。「すでに支払っている」などの状況で異なるので、一度、買取業者へ相談しておきましょう。
また、車を保有している間に引っ越しで住所が変更したり、あるいは結婚して名字が変わったなど、そのようなケースでは以下の書類が別途必要となります。
1回だけの引っ越しであれば、「住民票」を取り寄せておきます。市役所や区役所ですぐに発行してもらえます。
基本的には「住民票の除票」があれば問題ありませんが、引っ越しをしても住民票を移さない方もおられます。その場合は「戸籍謄本」を用意して下さい。
現在、車の買い取り価格は、車のオークション相場を基準にして決められています。
ですから、買取価格を知りたければオークションに参加して価格をチェックすればよいのですが、実はこのオークションは買取業者しか参加できないようになっているんです。そのため、買取価格を知るには買取業者に査定をしてもらう必要があります。
その際に覚えておいて頂きたいのが、複数の業者に査定をしてもらうということです。
1社だけの査定で判断してしまうと、相場がわからないため、安く買い取られてしまう可能性があります。
また、ちょうど業者がほしがっている車だった場合、買取額が上がるということもありますので、面倒でも複数の業者に査定依頼をして比較するのが高額査定を引き出すコツになります。
今は、インターネットの一括査定サービスがたくさんありますから、簡単に数社に査定依頼をすることができるようになりました。実際、私も一括査定サービスを利用してディーラーの買取価格よりも、 ○○円も高い金額で買い取ってもらいました。
一括査定サイトを利用すれば、業者間で価格を競わせ買取り額を上げることも可能ですので、少しでも高く売りたいと思われている方は、一括査定を利用することをオススメします。 当サイトでは、私の体験談なども公開していますので興味がある方はご覧になってみてください。
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